2017/11/11(土)〜11/12(日)の日記
朝5時30分に夜行バスは東京駅に到着し、6時には上野でレンタカーを借りていた。
以前大阪駅前でレンタカーを借りて返すのに非常に苦労したので、多少大都会からは外れた所で借りるためだ。
とにかく上野でレンタカーを借りて、首都高経由の東北自動車道で会津若松へ。
郡山のジャンクションまで全くトンネルがないことに驚きつつも、郡山から会津新潟方面へ向かう道ではトンネルの連続。しかもトンネルを抜けると気温もグッと下がり雨も大粒になるというおまけ付きだった。
会津は白い鶴ヶ城をまず見る。当初から黒だったというのに驚きつつも堪能。
入る前に味噌焼き団子。美味かった。
インド人らしき団体さんや北欧らしいお子様連れなど外国人もとても多かった。
それだけに展示物の外国語対応も万全。
「八重の桜」効果で八重の姿も目立った。
御薬園グッズ売り場の綾瀬はるかのサイン。店の人によると、八重を演じた綾瀬はるかは滅多にサインしないとのことなのでレアとのこと。このシンプルさを観れば納得。
続けて腹も減ってきたので、会津名物ソースカツ丼屋をググって探してみると、いとう食堂がヒット。
小雨の中、駐車場にアクロバティックに止め、少々の行列に並び、店に入ったと思ったらなんと民家の普通の家のコタツ机で相席
出てきたのは250gもの国産肉厚のジューシなカツ丼。食べ応えある美味さだった。
それから飯盛山へ。あの白虎隊十九士の悲劇の地だ。
白虎隊伝承史学館や白虎隊記念館で想いを高めて、いざ。しかし雨降っているので、250円高いと思いつつも
エスカーに頼りつつも、自刃した白虎隊の墓参り、そしてその地から鶴ヶ城を望む。
降りるときには探偵趣味にも満ちたさざえ堂の奇妙な螺旋階段を上り下りして不思議な気分を味わいつつ。
17時になると西日本では考えられないことだが、既に真っ暗。夜が早い。
そんな夕闇が迫る中、武家屋敷を駆け足で見て、会津観光は終えるのだった。
そこから運転して下道を猪苗代湖の北から郡山市へ。ホテルへチェックイン。
ここが立体駐車場で、苦労した。。。今後は迷わず頭から突っ込もうと思う。バックで出る方が余程楽だ。
そしてありがたいことに福島のピンクの知り合いノフの方と日本料理屋でお食事タイム。
いかにんじん、三春の三角油揚など福島の美味しいものを頂く。やはり名物を食べるのは目的の一つだ。
更に南相馬が野馬追いで有名など全く知らなかったが、この席で色々教えてもらう。
翌日は南相馬市へ向かうが、ナビに従って真っ直ぐ葛尾村を抜けていこうと思ったら、
山道、妙に車が少ないと思ったら、案の定、帰宅困難区域だけに、ゲートが。迂回が必要なようだった。
常磐自動車道は通れるので通行止め等はないと思ってしまっていたが、まだまだなのだ。
そういう迂回を二度ほど遭遇。山道のUターンはなかなかヘビーだった。
迂回ルートは嫌なので、ナビでチビチビ目的値設定しつつ、田村市まで戻ってから川俣町まで北上して、南相馬へ向かうことに。
それでも途中道を間違えつつも、合戦場のしだれ桜(これは美事)などに迷い込みつつも、どうにか辿り着くのだった。途中も現実も目の当たりにしつつも。
南相馬市は会場行って知り合いと少し話して、閉まる直前の南相馬市立博物館で、野馬追い祭りの映像を含む市の紹介映画を観て、野馬追いを含む展示物を見て、感無量。それだけで凄い迫力だ。
大阪から来ましたという証も残したのだった。
残念なのが食い物が食えなかったことか。店が閉まるのが早すぎる。
帰りは常磐自動車道を南下。こちらはトンネルがいくつかあった。いわきの四倉PAでサバ定食を食べて帰る。
大熊など原発近くでは、放射線メータみたいなのが設置されてあって、ここでもリアルな感覚だ。
11時頃に上野にたどり着いたときには正直疲れてフラフラだった。
今回の旅では二階給油したが、併せて56.34リットル。郡山のガソリン代と東京のガソリン代、あまりの単価の違いにビックリした。東京は深夜割り増し料金か何かなのか?
とにかくカプセルホテルに泊まって、翌朝は新幹線通勤とあいなったのだった。(久々に背広を持っていってからの新幹線通勤というやつだ)
おそらく過去最長運転の旅になったと思う。
(大阪〜出雲 鳥取〜大阪も長いが、こちらは出雲〜鳥取は黄色い知り合いに運転してもらった上に迷いゼロだったので)