蜘蛛の殺生は好まぬし、捕まえようにも素早すぎて捕獲に失敗したこともあり、そして忌々しいハエやらゴキブリやらを捕食してくれるという理由もあったので、そのまま部屋の中に発見後数日間放置していた。
事件はそういう状況下で起こっていた。
寝室にしている部屋の床に、蜘蛛の足が3本もげて転がっているのを発見してしまったのである。
それを見たとき、猫が蜘蛛を補食したのでは? と疑わざるを得なかったが、、幸いといおうか何と言おうか、5本(左右に2本と3本)しか足が生えていない蜘蛛が元気に天井を歩いていているのを見て捕食の疑いは晴れたのであった。
加えて他の2匹も姿を確認。
どうやら猫に食われることなく健在だった模様である。ただ猫も蜘蛛も危険で、さすがに蜘蛛も不気味なので、巨大蜘蛛3匹には窓から外に出て行ってもらった。もっとも雨が降ったら家に入ってくるかもしれないのだが。