2011年02月28日

まずACL開幕間近

今年もJリーグに先駆けて、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の開幕が間近に迫っている。
今週の火曜日、水曜日から早速グループリーグの死闘が行われるのだ。

日本からの参加チームは昨年Jリーグ優勝の名古屋、2位のG大阪、3位のC大阪、天皇杯優勝の鹿島の4チーム。

それぞれのグループは、以下の通り。

ガンバ大阪はグループEで、対戦相手は、
・済州ユナイテッド(韓国Kリーグ2位)
・メルボルン・ビクトリー(豪州Aリーグ2位)
・天津泰達(中国スーパーリーグ2位)

名古屋グランパスはグループFで、対戦相手は
・杭州緑城(中国スーパーリーグ4位)
・FCソウル(韓国Kリーグ優勝)
・アル・アイン(UAEリーグ3位、ACL参加を賭けたプレーオフ勝利)

セレッソ大阪はグループGで、対戦相手は、
・山東魯能(中国スーパーリーグ優勝)
・全北現代モータース(韓国Kリーグプレーオフ上位)
・アレマ・マラン(インドネシアリーグ優勝)

鹿島アントラーズはグループHで、対戦相手は、
・シドニーFC(豪州Aリーグ優勝)
・上海申花(中国スーパーリーグ3位)
・水原三星ブルーウィングス(韓国FAカップ優勝)

アジア東地区の相応の面子が集まり、グループリーグ突破も決して楽な戦いとはならないだろう。(もう少し東南アジアが強くなれば更に盛り上がるが、現状は日中韓豪がほとんどをしめるグループリーグだ。決勝トーナメントになれば、ウズベク、サウジ、イランなど中央アジア、西アジアとの戦いになる)
特に恐ろしいまでのアウェイが厳しい戦いだ。なぜかグループリーグからUAEのチームとの対戦がある(ベトナムのチームがプレーオフ参加失格となった影響)ため、Jリーグ優勝の名古屋は移動も考えると辛いものになるだろう。(日程的に週末国内でJリーグして、火曜か水曜に中東や東南アジア、豪州で試合とか移動距離的には尋常ではない。)

ともかく今年も楽しみが始まるので、見るのが楽しみ。ここ二年間日本勢は無様な結果に終わっているだけに今年は期待したいところ。
今年はBS朝日&CS朝日も見れる環境にあるので。しかし水曜はまだしも、火曜は難しいというのが残念なところだ。
posted by アイナット at 01:06| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

河村市長は小沢派そのもの

河村たかし名古屋市長の率いる「減税日本」が小沢一郎と仲が良いばかりか、政治的にも小沢派の代表格の一人原口一博の「日本維新連合」と手を結んでいるという話は前にも書いた。

その河村が名古屋市で目的の減税策を示す前に、何を考えているのかは理解しがたいことに東京進出や国政進出を狙っているという。以下の記事にもある。
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110226-OYT1T00234.htm?from=top
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110227/elc11022720090000-n1.htm

これらの大量の候補者をどうやって集めるのかは考えたくもないが、もともと恒久的に減税をするというくらいだから、それ相応の行政改革を行うものだと考えていたが、河村からそのような話を聞くことは全くといっていいほどない。
単に説明能力に難があるだけかとも思ったが、名古屋で確固たる実績を上げる前に、全国で同じようなことをやると口先が先行している以上は、もはや容易に支持するのは危険と言わざるを得ないだろう。
しかも口先だけ達者な政党の民主党の出身者であり、民主党小沢派と手を結ぶことを名言しているようなものなだけに、このままでは胡散臭さがプンプン臭うばかりだ。(3月の市議選での民主VS減税日本VS自民の対決は注目かもしれない)

その一本調子で名古屋で実績すらも上げていないにも関わらず、全国進出や国政進出を名言し、小沢系とも手を組むことを厭わない河村と正反対の対応をしたのが、すでに一定の実績を上げている大阪府の橋下知事だ。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201102230014.html
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110224ddm005010085000c.html
上記の記事にもあるとおり、橋本知事はまず大阪に注力することを宣言し、誰とも明確には組まないことを宣言している。国政の政治状況が、橋本知事の行動時期にどのようになるかが全くわからないだけに、賢い慎重な姿勢といえるだろう。
そもそも「大阪維新の会」の人気に便乗する、原口ら民主党小沢派の動きに対して不快感を感じていると思うのだが、どうなのだろうか? まぁタレント時代からの知人ではあるだろうが、しかし政治家たるもの、知人だろうが義理があろうが、信念や意見が異なれば、安易に味方に付くことなく時と場合によっては政敵になってしかるべきなのだ。
河村という人は義理を忘れずに小沢に挨拶に行くなど一般人としては立派なのかもしれないが、政治家の判断としてどうなのか? そして橋下の判断はどうなるのか? 今後も注視せねばなるまい。(個人的には、小沢と手を組む云々の話が出る前ですら、橋下はまだしも、まだまだ大阪維新の会に対しては懐疑的であり、判断に迷っているところだ)

最後に一言。
統一地方選など今後の選挙は、ますます無所属は当てにならない。誰の推薦すらもない無所属ほど当てにならないものはない。政党の人気があろうがなかろうが、政党の向いている方向に沿った人物こそ選ぶべきであって、その時々の人気次第でコロコロ180度も立ち位置を変えたり、実際の所属を隠蔽するような信念無き卑怯な候補者には入れるべきではないのだ。

たとえば三重県知事選挙に民主党に打診されながらも、無所属で立候補しようとしているこう人。
http://mainichi.jp/area/mie/news/20110222ddlk24010345000c.html

民主党静岡県議のこういう人。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110222/szk11022213080006-n1.htm

詐欺事件では、身元を隠蔽して誤魔化した詐欺師に騙される善良な市民という図式だが、それそのままというしかない。こういうあたりが自民党や共産党、公明党といった善し悪しはあるにせよ最低限の信念を共有する政党との大きな差なのではないだろうか。
posted by アイナット at 00:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする