大阪府の橋下知事が統一地方選の圧勝劇で気を大きくしているのだろう。興味深い発言を連発している。
朝日新聞「大阪維新の会府議団、君が代条例案提出へ 起立義務づけ」:
http://www.asahi.com/national/update/0513/OSK201105130188.htmlこれは当然だろう。国家国民のために国家国民に雇われている公務員にもかかわらず、セレモニーにおける国歌斉唱を妨害する行為は間違っているとしか言えない。公人が、私情を挟むほど拒否反応を示すということならば、公務員を辞職して私人になればよいだけの話だ。国家は何も強制していない。
読売新聞「国家公務員給与、3割削減を…橋下知事」:
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110516-OYT1T00899.htmこれは本来、平時であっても民主党のマニュフェストには2割削減と明記されていたため、全く正論とも言える。
ただ単純な削減よりも、大分県姫島村のように公務員にワークシェアリングを導入するなどして、雇用の確保と現公務員の労働時間削減に伴う給与大幅削減を行うのも一つの手であろう。
(本来、公の仕事は失業率低下防止に役に立ててしかるべきなのではないか)
そもそも基本的に40歳の給与で給与上昇を打ち止めにすれば、それだけで削減は可能なはずだ。年金と同じで若い公務員(この論理では親が公務員では怒れないだろうが)は少しは変に思った方がいい。年齢ピラミッドが△の時代と同じシステムのまま、若者がもらうはずの将来の金を現在の50歳以上の公務員がもらっているに過ぎないため、年齢ピラミッドが▽の時代では破滅を確実に早めているだけに過ぎないのだ。それに手を貸す行為は自爆に相応しい。
産経新聞「まず7職員降格、年680万円削減 「橋下維新」の吹田市長」:
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110517/lcl11051708410003-n1.htm吹田市長には大阪維新の会の人が当選していたが、早速行動に移しているようだ。年齢ピラミッドが▽にも関わらず、正規職員を部下に持たないような意味不明な管理職がワラワラわいている現状を考えれば、年功序列や実績の伴わないベースアップなんてやめてしまうのが一番いい。
posted by アイナット at 00:34|
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