読売新聞の記事「仙台市議選、民主惨敗…12候補中5人落選」によると、延期されていた統一地方選の仙台市議選が行われ、民主党が惨敗したということ。
どれだけ惨敗かと言えば、、
前回の2007年:9人中9人が当選(定員60人)
今回の2011年:12人中7人が当選。5人が落選。しかも現職3人が落選。(定員55人)
こういうわけである。2007年も民主党が相当に強かったわけでもない時期ということを考えてみたらいい。ちなみに自民党は2007年が10人だったところが、12人に増えている(2人落選)ため、既存政党に対する風当たりが強いわけではない。
さて、この選挙結果を見て、フジテレビ新報道2001という番組のデタラメな世論調査結果を見てみよう。8/28放送分(8/25調査)である。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/chousa/chousa.html
・民主党20%↑
・自民党24%↓
確かにフジテレビの番組は首都圏で調査した結果ではあるが、仙台というか東北は衆院選で民主がほとんど全勝しているような地域である。あまりにも乖離が酷すぎると思わないだろうか。そもそも中選挙区のようなシステムで20%支持されているのに、落選率が高すぎやしないか。
そもそも民主党は二年前の衆院選で勝利して以降、ほとんどの選挙で惨敗を繰り返している。負け方としては、あの参議院選挙の敗北はマシな部類なくらいだ。
本当に世論調査したいなら、地デジの双方向機能を使って世論調査すればいいのに、なぜかそれをしない。視聴率の測定もしない。
なぜだろう。なぜだろう。というわけもない。
世論調査ではなく、世論操作がバレるからだろう。と疑われても仕方がない。