野田内閣の支持率65%、不支持率19%、その他14%と出た様子。
政党支持率では民主党が21%(前回8/27,28)→28%、自民党は23%変わらずとのこと。
そして野田内閣の支持理由。
「これまでの内閣よりよい」48%
「首相が信頼できる」17%
「政策に期待できる」12%
不明23%
予想できたことだが、マスコミの世論調査事態信頼できるものかは不明なものの、首相が一年交替なのは、日本国民に原因があるとしか思えない。
支持率が管内閣の3倍(大手メディア調査比)前後になるというのは異常というしかない。しかも理由が政策面や政治手法とは全く関係ない「これまでの内閣よりよい」が半数を占めているようなアホな現実を見よ。
他にも政治家の世論調査では、「人柄が良い」とか政治家の評価には全く無関係の支持理由が上位に来ている場合があるが、政治能力は評価に値する箇所がないと宣言しているに等しく、まさしく狂信者の支持理由としか思えない。
今回の「これまでの内閣よりよい」というのは、何をもって良いのかわからないが、何となく前より良さそう。と言っているに過ぎない。
そもそも支持、不支持以外の数字がたったの14%しかないのが異常である。衆議院選挙を経た上で総理大臣になったのならば、わかる。しかし今回はそうではない。また自民党支持の23%の不支持に回るのもわかる。しかし民主党支持の28%でもないくせに、内閣を支持するのが65%というのは異常というしかない。普通、「どちらでもない」という選択肢を選ぶはずだ。
もしやメディアが用意している選択肢の内容を知りたいものだ。選択肢次第で、「どちらでもない」を選んだつもりが、勝手に「支持」扱いにされている可能性だってあり得るからだ。(たとえば「少しでも期待する」=「支持する」にされるなど)
管内閣の支持率調査も酷かった。どの大手メディアの世論調査も支持、不支持以外の「どちらでもない」が極端に少ない。3%くらいしかいないというケースばかりだったからだ。
結論は、選挙を経ずに首相が替われば支持率爆上というのは気持ち悪いと言う点に尽きる。馬鹿な話だが、選挙直前に首相交代すれば、世論調査的な支持率では一番優位になるという民主気を愚弄した行為が一番いいというのが笑えないところ。