存在そのものが害悪になっているほど、問題点だらけなのが民主党という政党なのだが、
ここで最大の問題点がなんなのかを考えてみました。
結論としては、「実行力の無さ」この一点に尽きます。
確かに事業仕分けの中にはまともな案件もいくつか混ざってはいます。例えば老齢者における以下などがありました。
・「生活保護の受給額 > 国民年金満額受給額」の是正(生活保護の見直し)
しかし例えたまに良い提案を出したところで、実行力が全く伴っていないのだから仕方がないのです。なぜなら政党としての綱領がないために各議員の基本理念がバラバラなのだから、党内のすりあわせをする以前に、どんな提案も消え去るのみしか道がないのですから。(民主党という政党を見ていると一致しているのは「中国、朝鮮半島への過剰なサービス精神」のみであり、だからこそこの手の政策は良く通っていますね。)
実行力がないように見える理由は、決してねじれ国会だからという理由ではありません。なぜなら党内でまとめる前に反発多数で消滅したり、そもそもまとめる気すらもないのですから。
民主党の閣僚や幹部が「〜と主張した」という意見が新聞紙上やTV番組で出る場合は多数ありますが、全く意味を為すものではないのです。何度も言うように各人バラバラなのですから。いや同一人すらもろくな政策の軸を持たないためか意見を短時間でコロコロ変えるという精神分裂症を疑ってしまう場合すらもあります。
離党すると言いながら離党しないパターンが多いのも同じようなもんでしょう。各人からして口だけ番長気質ばかりなのです。
以下のような民主党の詐欺行為と実行力の無さを示す比較ページがありましたので紹介しておきます。全体を見てみると色々この2年間の流れがわかると思います。
2010年参院選、民主党のマニフェスト、自民党の公約比較上記について、一つ取り上げると、この赤字国債額の変遷は凄いですね。
自民党政権も全く酷いものですが、民主党政権では更に1.5倍〜2倍になっています(ドルベースで考えると、更に更に凄い差異になります)。
とてもじゃないですが、民主党やマスコミの言い訳にする「震災が悪い」「自民が悪い」「米国が悪い」のせいだけとは思えません。
99年度 37兆円
00年度 33兆円
01年度 30兆円 ←小泉政権
02年度 34兆円
03年度 35兆円
04年度 35兆円
05年度 31兆円
06年度 27兆円 ←安倍政権
07年度 25兆円 ←福田政権
08年度 33兆円 ←麻生政権
09年度 53兆円 ←鳩山政権
10年度 44兆円 ←菅政権
11年度 54兆円(見通し)
民主党は2009年の公約で大幅に減らすと言いながら、結果的に自民党の政策を非効率に踏襲する形になりました。しかもその上での、民主のバラマキ政策のせいで、加速度的に借金が増えるという形になっています。「なぜか」リーマンショック時の時限対策時よりも増えているのだから驚きです。
「なぜか」と言いましたが、これは全て民主党の失政のツケの分といっても過言ではありません。例えば、大災害が起こった年に、被災地でもない沖縄県への補助金が27%も増えました。(
毎日新聞:沖縄振興予算案:12年度は2937億円 今年度比27%増 /沖縄)。これは民主党政権の失政のツケ以外の何物でもありません。
ところが鳩山由紀夫は演説内容などかして2009年以前もルーピーだったのですが、もちろん現在も今後もルーピーが変われるわけもありません。(
産経新聞:鳩山氏が政権に苦言「原点忘れたら政治家を辞めた方がいい」)
いくら野田首相でも、ルーピー鳩山にだけは言われたくはないでしょう。
とにかくいち早く解散してくれることを願ってやみません。そして民主党の人たちには、社会党の人たち同様に日本国民の前から即刻消え去って欲しいものです。それが日本の不幸回避率を少しでもアップさせ、更には全世界にとっての不幸回避確率の上昇に繋がるのは間違いないのですから。
posted by アイナット at 00:14|
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