天皇杯準決勝 横浜マリノス VS 京都サンガ
京都サンガがこれぞサッカーというチャンスを確実に決めるサッカーで勝利を果たして、
もう一方でC大阪に勝利したFC東京と共にJ2同士の決勝戦を実現したのだ。
FC東京は来期からJ1だが、京都は来期もJ2である。
しかし高校3年の久保が決勝ゴールを挙げるなど、京都は若くて有望な選手が多数所属している。
これはJ2だからこそ試合に出られて成長できるという効果もあるのだ。
これがJ1だと、なかなか若手選手は出場機会に恵まれない。
あの香川だって、ハーフナーマイクだって、J2得点王からブレイクした若手日本人プレイヤーだ。それになりより若手だらけの柏レイソルは去年のJ2優勝チームだった。
ついに来期からチーム数が40チーム(J1が18チーム, J2が22チーム)になったJリーグだが、確実に日本サッカー底上げに貢献しているといえるだろう。日本サッカーは確実に若手からの底上げがあり、新陳代謝が素晴らしく機能しているのだ。
トップに上がれず指導者に恵まれなければ移籍をして再チャレンジも出来る。Jリーグでプレー出来なくなれば、給料度外視で夢を求めてJFLや地域リーグでプレーするのもよし、また実は高給の東南アジアでプレーするのもよしというのだ。更に指宿のようにJのトップチームに上がれなかった選手が、いまやスペイン強豪のセビージャのトップチームに上がろうとしているのだ。何という素晴らしいシステムだろう。