2012年02月28日

地球に最も似た惑星は?

素人考えで火星や金星と思っていました。
しかしながら、実は土星の衛星のタイタンだということを知ったのです。最近の探査機カッシーニによる情報をようやく整理できたような次第で。

なんでもタイタンには地球以外の天体で唯一液体の海や湖が確認されているというのです。液体といったも水ではなく、液化メタンということですが、窒素を中心とする大気もあり、海もあれば川もある。その他地形についても地球に似ている。

火星の表面には液体はないため、こうはいかないですし、金星も濃すぎる大気はあるものの、同様です。

窒素を中心とする大気が地球並にあるタイタンでは宇宙服無しでも人間は死なないとのことです。寒さをしのぎ、酸素ボンベさえしておけば良いというのだから、地球の多少深い海よりも快適なのは間違いないのでしょう。ただ油田近くのような臭気は立ちこめていると言います。ただメタンによる大爆発で火傷をする心配はないそうな。メタンが液状になるほどの冷たい世界なのです。

そしてメタンの海に生命が誕生している可能性を現在探っているそうです。古代地球と同じようなプロセスだが、水ではなく液体メタンだったらどうなのか? 生命の神秘を知る上で非常に興味深いところです。

ちなみに土星の衛星には他にも魅惑的なものがあって、エンケラドゥスは南極の間欠泉から水蒸気が常々吹き出しているそうな。しかもその水には塩分が含まれているといい、地下には液体の海水が蓄えられている可能性も示唆されているという。こちらは地球的な常識から考えられる生命を期待させる天体といえそうです。

地下の海という意味では木星の衛星エウロパにも地球外生命体の期待が持てる天体です。これらの木星や土星の衛星は40億年後、地球が太陽に飲み込まれた後に、配置的にも案外住みよい星になるのかもしれません。知的生命が生まれたとしたら40億年前の地球の電波を拾って驚愕したりするのでしょうか。宇宙の果てしない妄想はなかなか楽しい。
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2012年02月27日

エスパー魔美、ついに終わる

って、CSテレ朝チャンネルのことです。しかも多分一ヶ月くらい前に終わっていたりします。(本当はアニメ版も23年前に終わってますが。原作にいたっては34年前に終わってますとも。)

118話と119話のラスト2話はエスパー魔美の重要なサブキャストがメインを飾る印象的な話で、コンポコと父の佐倉十朗が主役の話でした。

118話はコンポコがかぐや姫のように月へ帰って行くという夢を魔美が見るところから始まり、エスパー日記の明日の日付にコンポコとの別れを示唆する記事が書いているという発端です。けなげなまでのコンポコの行動力に感動を誘われます。そしてこの話でも佐倉十朗の役割は受け身ながらも大きなものでした。

119話は最終回。しかし魔美に何かが起こるというわけでもなく、パパの佐倉十朗に変化が訪れるという一風変わった最後です。佐倉十朗がパリへ留学するという話が持ち上がり、サザエさんシステムのように止まったエスパー魔美の日常に変化が訪れるという演出になっています。原作の最終回がよくわからん内に終わったことに比べると、アニメ版はきれいに終われたとも言えると思います。実は高畑君が留学するという話も数十話前にあったのですが、父親の留学の方がこの作品らしい幕を下ろし方だったのかもしれません。


終わってみれば確実に25年ぶりに見た作品でしたが、とても楽しかった。たぶん初めてほぼ全話見たんだと思います。
古い作品を見たときの感想としては後悔というか、アレ?、なんかおかしいというパターンも有り得ますが、この「エスパー魔美」については「21エモン」や「チンプイ」同様に十分に良かった部類といえました。
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週末のサッカー

土曜日夜にボルトンで宮市90分プレー、弱小チームボルトンだけにプレミアのビッククラブチェルシー相手に歯が立たずに敗れてしまったが、数少ない攻撃チャンスで見せた宮市のスピードは驚異的なものだった。今後も楽しみな逸材だ。

土曜日深夜はそのままアーセナル対トットナム。3位に付けて好調のトットナムが幸先良く2点先取した時点で、絶不調のアーセナルをあざ笑いそうにもなってしまったが、意外や意外アーセナルがまさかの5点決めてあっけなく逆転。プレミアリーグの守備の弱さを実感させられる試合となった。

日曜日早朝はユヴェントス対ACミラン。審判のレベルが低くて明らかなゴールが認められなかったり色々とサッカーの欠陥部をさらけ出してしまったイタリアの首位攻防戦。

月曜日早朝はインテルがまた負けた。ナポリの強烈な攻撃陣相手にむしろよく1失点で済んだといったような内容。しかしインテルは負けはともかくまたゴールレス状態が続く。このままでは強豪クラブから古豪クラブになりかねないくらいの不調ぶりだ。前半が酷いできだっただけに、実は後半3−5−2にしてCBを増やしたこと自体は悪くはなかったが、それでも高齢化したFWもMFも機能することはなかった。他にも悪いのは多数いるが、スタンコビッチ、カンビアッソ、サネッティの内の2人はとりあえず1回レギュラーから落とした方が良いかもしれない。ミリートとパッツィーニも酷いので、結局サラテの方がマシなのか。スナイデルもまるで役に立っていない。

今週はW杯三次予選の消化試合のウズベキスタンがある。長友、香川、宮市、長谷部、細貝などなど欧州組はこの試合のために、9時間〜13時間とかの国際線フライト時間(+乗り換え)に加えて、8日で3試合(1試合90分で10キロは考えて走ってフィジカルコンタクト有り)。コンディションを崩さなかったら凄いとしかいいようがないような苦難になりそうだ。
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2012年02月25日

プリンタ壊れる

かなり古くから使用してきたキヤノンMP370(発売日が9年前じゃないか・・・)が壊れてしまった。
突然のように「カートリッジがありません」と怒られる始末。調べてみるとプリンタヘッドが壊れているようで、いわば修理しないと治らない症状のようだ。で、修理するのは馬鹿みたいな金と時間がかかるので現実的ではないため、近いうちに新しいプリンタを買う必要があるだろう。予備の専用インクがゴミと化してしまったのが惜しまれる。
インクがあまりにもコストパフォーマンスが悪いと思うため、今度こそレーザープリンタにしてやろうと思う。調べてみると値段も非常に安いようだ。

確定申告資料を全て先週半ばぐらいに印刷までしていたのだが、印刷結果が薄すぎるため、やっぱり印刷し直すか、と思って、再度プリンタを接続して、クリーニングしようとしたときに発見した症状だった。確かに一度ヘッドを取り外して見てもう一度つなげると一瞬だけ直ってクリーニングを開始できたのだが、その後は再発しただけだった。最早駄目だと認識した。

確定申告の印刷物は薄いのが気になるが、何とかなるレベルと思われるため、そのまま郵便局に持っていたわけだ。念のために簡易書留にしてみた。

住基カード取って、電子証明取って、とかした方が印刷もしなくて済むし、郵便局や税務署にも行かずに済むから楽そうだが、役所に申請するのが面倒だ。しかも有効期限3年というのが短すぎる。また今度考えるとしよう。
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無駄に阪急に乗ってみた

普通に帰っても23時ペースだったので、無駄に定期区間を外れた阪急に乗って、迂回して途中で飯を食って、つい先ほど帰宅。

日本代表のアイスランド戦が盛り上がっていたようで、やはりゴールデンタイムの試合は見るのが難しいのが残念。盛り上がりの原因だったらしきハンドスプリングスローはYOUTUBEで確認。これは何という曲芸師。アイスランド、なかなか乙な国であろうことよ。
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2012年02月23日

また負けた

長友が後半右サイドバックに入ったが、結果的にロスタイムに点を取られて敗北。これでインテルは一ヶ月負けっ放しじゃないか。
先発メンバーとフォーメーションを大きく変更して、ビッククラブらしかぬ守備を立て直す目的か、守備的なカウンターサッカーを目指したようだが、守備も攻撃も駄目だったというオチである。
長友自身もペナルティエリア内での守備に危険を伴うような出来映えで、決勝点の起点の一人にもなってしまっている。そうはいっても攻撃は右サイドからばかりで、いったいスナイデルやオビなどは何をしていたのか、とも思えたのがどうにもならない。

ちなみに同時刻開催のバイエルンもアウェイでスイスの伏兵バーゼルにまさかの敗退していた。バーゼルといえば昔中田浩二がレギュラーでプレーしていたクラブだ。今期のチャンピオンズリーグではグループリーグでマンチェスターUを奈落の底にたたき落としたり大暴れしていたが、ついにドイツのビッククラブをも打ち破ろうとしている。

果たして3週間後にインテルとバイエルン、ビッククラブは逆転で勝ち残るできるのだろうか?
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サッカーだらけだな

応援していたナポリが魅力的なサッカーでチェルシーに快勝。
得点差以上の差を見せた形だった。ナポリの攻撃陣、ハムシク、カバーニ、ラベッシの連動性と運動量、この3人だけで何とかするのが素晴らしい。前線の運動量が無いインテルとは大違いだ

そして夜の再放送で実際の映像は見たのだが、CSKAモスクワの本田圭佑が約半年ぶりに復帰した姿。後半の半分ほどをプレーしていたが運動量を抑えつつ、質の高いプレーを見せていた。あのキープ力と正確なパス、そしてこの日のボランチにおけるポジションで見せた遠藤のような全体を見渡すような展開力はさすがである。
本田圭佑の効果というのはキープ力が高いため、相手が複数人で取りに来る。本田はそれでもボールを奪われない。敵選手が本田自身に集まってくるので、味方選手がフリーになるのだが、本田はそのフリーの味方に複数の敵選手にマークされながらも正確なパスを出せる。これが非常に効果的なのだ。本格的な復活を待ちたい。
それにしても、CSKAモスクワは、現時点で世界最強第一候補にも挙がるレアルマドリッド相手(今年40試合くらいしているが、多分3敗しかしていない。引き分けも3分くらい。その引き分けと負けのうちの半分がバルセロナ相手)に1−1の引き分け。3週間後のマドリッドでのアウェイゲームに勝負の行方を持ち込めたことは大きい。


五輪は4点差の勝利。最低ノルマを果たしたといったところか。問題点はやはり采配にある。扇原や大迫、原口の出来映えは最高だったが、その代わりに出てきた選手、永井、山村、杉本、そのいずれも全く機能しなかった。特に山村登場以後の20分で大きく戦力を落とした感が強く、結果的にも1点も取れなかったのは正直痛手にならなければ良いが。
先発メンバーの選定については基本問題なく酒井、斎藤、山口なども素晴らしい出来映えで機能していたと言えよう。ただ東は平均以下で足を引っぱっていた。更に比嘉の質が低いため左SBも何とかしたいところだが、なぜかまともな選手は選ばれていないようだ。(他のポジションもそうだが、横浜Mの小野、鹿島の柴崎、柏の茨田、京都の久保などなどJリーグでレギュラー選手をなぜか選んでいないのが、おかしなところだ。左SBでは新潟の酒井高徳がいたが、まともに扱われないうちにドイツのシュツットガルドで活躍する選手になってしまって呼びたくても呼べなくなっている有様だ)
とにかくシリアが転けることを祈るしかないだろう。転けるとしたらバーレーン戦しかないのだから。
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2012年02月22日

多忙だ。朝が多忙だ

仕事から家に辿りついたのがつい先ほど。0時15分である。
CSKAモスクワVSレアルマドリッドが2時〜4時。ナポリVSチェルシーが4時30分〜6時30分。さて一体いつ寝るのか。

というのは半ば冗談で、さすがに怪我明けの本田圭佑が出る確率も低いし時間も厳しいので、CSKAモスクワVSレアルマドリッドは無理です・・・。ナポリVSチェルシーは面白そうなので是が非に見なくてはならない試合。
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2012年02月20日

行方不明の腕時計

右手首の寂しさよ。先腕時計がいつの間に行方不明になってしまった。先週末から見あたらない。部屋にあるのかと思いきや、見あたらない。どうやら外で落としてしまった可能性が極めて高そうだ。

大学以後、携帯電話を持っていた頃の多くの時期において、腕時計はしていなかった。高校の時には懐中時計だったし、腕時計をしている時期は案外少なかったりするのだが、最近2年間は右腕に装着していただけに、いざいなくなると物足りなさを感じずにいられない。

しかも今はスマートフォンである。こいつはいちいち時計を見るために液晶ONにするのが面倒だ。腕時計、やはり何とかせねばならないだろう。
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2012年02月18日

もう酷さが常態化しているインテル

これまた酷い試合だった。ラノッキアを始めとして守備陣が悲惨な守備をするかと思いきや、攻撃陣も決定力不足というか、アイデア不足、各人の動きがなさ過ぎる。攻撃で長友が目立つようでは話しにならない。とにかく酷すぎて笑えてくるレベル。

このままでは木曜日のチャンピオンズリーグ、マルセイユ戦で大敗して今シーズンの全てが終わってしまう恐れすらある。まずは今日でセリエAで来期チャンピオンズリーグ出場圏内(3位)を目指すことすら極めて絶望的になってしまった。

ラニエリ首にしてショック療法か、それとも連勝中のメンバーやフォーメーションに戻す、つまりスナイデル(決して悪くはなくチーム内では良い方だが)を外す英断を下すか、どちらかは必須になりそう。木曜日で終了したくなければ劇的に何かを変えるしか無い。
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2012年02月16日

ミランVSアーセナル

UEFAチャンピオンズリーグのベスト16 1stReg ミラン(イタリア)VSアーセナル(イングランド)。まずはミラノのジュゼッペ・メアッツァ(サンシーロ)スタジアムで開催だ。

基本的にACミランを応援することはあまりないのだが、ビック7時代からのイタリア・セリエA贔屓ということ、アーセナル側に日本人選手がいるわけでもないことから、当然ACミラン応援ということになる。

結果はACミランにとって実に面白いゲーム。イブラヒモビッチの脅威を改めて実感させられた。またロビーニョが驚異的、実に驚異的。インテル戦などのようなお笑いプレーが影を潜め光り輝くロビーニョだった。
実力伯仲と見られたゲームで惨敗した一方のアーセナルは後半多少息を吹き返した時間帯もあったものの結局何も出来ず。4点差でアウェイゴールさえ0では、モチベーションが上がるわけもなく戦力のリソースを国内リーグ優先に向けると考えられるため1stレグだけで最早勝負有りと見て間違いあるまい。

応援すべき個人(日本人)がいようがいまいが面白いのが、監督による戦術を基にしてチーム全体が1匹の生き物のように戦うサッカー、やはり私にとっても、世界中のファンにとっても、競技自体の魅力、大会自体の魅力、色々なものがあるのだろう。

審判レベルが高いというのも楽しめる要因かもしれない。審判はこのサッカー競技において最大の影響力を発揮するからだ。微妙な点差を競うサッカーにおいて審判の誤審に与える影響力を考えると、審判問題はサッカー最大の欠点とも言える。
アジアも競技レベルが上がってきているといってもいかんせん審判レベルが低すぎて試合が破壊されることが多々ある。その点、欧州のビックな大会はその心配が少なくなる点が良い。
posted by アイナット at 06:39| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

傘が盗まれる

なんか最近たびたび傘が盗まれる。
本来あってはならない場所でだ。

昨日は雨が止んでいるためまだマシだが降っている時に盗まれる時もあった。

これは何なのか? 悪意があるのか、犯罪意識が全くないのか?

間違い? いやそれはないだろう。明からさまな目印を付けても盗まれる。
それが意味するところは何なのか? 

だいたい雨も降っていないのに盗む意味がわからない。
明からさまな目印を付けてすら物の区別が付かない何らかの病気なのだろうか?

たまに普通に次の雨の日にある場合もある。目印でわかるため、そのときは回収するのだが、
もしかすると、次のような流れなのだろうか? これでは確かに盗人の盗みは延々に続きそうだ。
前日:盗人、帰りがけに我が傘を盗む
本日:盗人、来る時に盗んだ傘を利用。
   私、来る時に他の傘を利用。
   私、帰りがけに、昨日盗まれた傘を発見して、それを持って帰る。
   盗人、帰りがけに、盗んだ傘がないので、他の傘を盗む


だとすればどう対策すればいいのか? 
・安物の傘にする
 →これは当たり前だ
・目印を強化する   
 →シールでも貼る? ドキツイ色でも塗りたくる? 名前でも書く?


犯罪を犯罪と思わぬ病人を相手に考えるのは難しい。
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2012年02月15日

バルセロナは弱いような気が

UEFAチャンピオンズリーグベスト16ファーストレグで、レバァクーゼンを1ー3で倒したバルセロナ。
しかし7割から8割ボールを支配し、アウェイでの結果がこのような差となったにもかかわらず、抱いた印象はバルセロナが弱いということだった。

特に守備に穴が多すぎる。レバァクーゼン側の少ない攻撃の機会の多くでゴール前に迫っていた。2点目が先に入っていたり、同点に出来ていても決しておかしくはない展開も有り得た。

思うにバルセロナというチームは相手が強力な攻撃型チームの場合は、相手の攻撃機会を奪うことで精神的にも優位に立てるため相性が良いのかもしれないが、相手が強力なFWを有する堅守速攻型のチームだったらどうなのだろう。あまり得意じゃないのかもしれない。二年前にインテルに敗北したのも必然だったのか。

事実リーガエスパニョーラでは先週末も弱小チームに敗退している。攻撃が空回り回数が多かった上に、相手の少ないチャンスに守備陣が崩壊したからなのだろう。

もしバルセロナの守備陣がこの調子のままだったら、準々決勝以降の戦いは厳しいものにもなり得そうだ。なんとなくイタリアのチームに弱そうなイメージが付いた。
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2億5000万年

ナショナルジオグラフィックか、ディスカバリーチャンネルかどっちか忘れたが、2億5000万年後の地球という番組をやっていた。

宇宙旅行者が地球に帰還してきたが、相対性理論のいわゆる浦島効果で、2億5000万年後の世界だったという話。

その頃になると、超大陸パンゲアの再来とばかりに地球には超大陸が再度形成され、2億5000万年前の人類の文明の痕跡はパッと見、全くわからない状況となってしまっているらしい。あらゆる地表の人口物は風化や地殻変動によって消え去っている、もしくは
人類文明の僅かな期間が遙か地層の下に埋もれてしまい、たまたま地表に露出する条件の大都市を計算出来ない限り、なかなか見つけることは出来ないようだ。

それでも真空の月面における痕跡はまだ残っているという。ただ番組では触れていなかったが、2億5000万年も経つと月面にも多数の隕石が落ちるだろうから、実際はどうなのか?

これを見て思った単純な感想としては、火星や金星といった惑星に2億5000万年以上前に文明が絶対無かったと言い切ることは困難じゃないかということ。
火星相手ですら、今のところ地球からの観測船はほとんど表面しか捉えていない。調査したといっても、古い地層の化石を掘るような行為もしていないはずだ。まして金星に至っては恐るべき風力であり、風化のスピードは地球の比ではない。火星についても過去の大気成分など今現在から想像できるものなのだろうか? 近隣の超新星爆発に伴うガンマ線バースト等の影響で大気がはぎ取られた可能性だってあり得るではないか?

それに地球そのものの生態系も実は火星や金星から移民から成り立っているのではないか? とか先のSF的なことを考えてみたりとか。なにせテラフォーミングは、人類時間的な観点で言えば、植物移植までは比較的短期間(100年程度)で済むようだが、その後の酸素濃度のアップこそが最大の難点のようなのだ。10万年かかるらしい。例えこれを100倍早めて、1000年だとしても人類史として有り得ない年月の計画になってしまうぐらいだ。

さて1000年後を見据えて今の人類が火星にテラフォーミングを施したとして、その間に人類が滅亡したらどうなるのか? 火星に植物とともに映った微生物が進化したりするのかもしれない。なんとも宇宙、考えれば考えるほど意味がわからず、気が狂いそうになるほどの恐怖を感じる一面もある一方で、なんとロマンあふれる空間なことよ。

人の魂の向かう先は宇宙の内にあるのか、それとも外側にあるのか、そもそも外とは何か? 時間とは意味のある概念なのか? 時間を超えた次元とは何か? 宇宙が出来てたったの130億年。ではその更に130億年前には一体なにが? そして130億年後にはどうなるのか? 膨張する宇宙はそのうち風船のように破裂するのか? それは恒星でいう超新星が、一方で星間物質をばらまいて、新しい種となるように、宇宙の爆発もまた新しい別の宇宙の種になるのか? それとも全く無と化すだけなのか? 

眠くなったから眠ろう。しかし起きたその人は眠った自分そのものなのか? なにかしらの干渉を受けて変質しているのか? だいたい細胞は入れ替わっている。やっぱり魂の謎が解けないとことにはよくわからんな。心臓ではないのは確かだ。宇宙とは不思議だ。物理世界であるにもかかわらず、なぜか精神世界に通じている気配がする。おかしな思考の流れだ。





さて現実問題。4時半頃に起きてバルサVSレヴァクーゼンを見なくては。今週(から)はCLなどがあるから、4時台起きがまずは土曜日まで連続することになりそうだ。なんという健康体 なのか?
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2012年02月13日

漫画版の「星を継ぐもの」

「星を継ぐもの」といえば先頃惜しくも無くなってしまったJ・P・ホーガンの代表作で、SFでありながらも本格ミステリであるという逸品だ。

我が読書記録にも簡単にだが、記録している。
星を継ぐもの(創元SF文庫/ジェイムズ・P・ホーガン/池央耿)

その漫画版が出ているというのは知っていた。藤子・F・不二雄全集の何かの本の月報で、この「星を継ぐもの」漫画化した漫画家の星野之宣が登場していて、そこで知ったような気がする。

星野之宣自体は知らない漫画家だったが、原作の好きさ加減、藤子・F・不二雄全集で知ったこと、更に星野という名字(HAHAHA)、これらの相乗効果の結果、1冊1200円以上という原作の創元SF文庫の二倍近い値段をも打ち破って購入と相成ったのだった。

前置きが長すぎるので、本文が書けなくなるといういつものこと。

原作については「月面に宇宙服を着た人類の死体が見つかり、それが5万年前のミイラ」という驚きの謎の提出で始まる。
地球史(古代生物〜クロマニヨン人に至る古代生物を含む)、SF(宇宙、惑星、異星人)、そして魅惑の謎(本格ミステリにおける論理性)といった私の琴線に触れる分野が勢揃いであり、小説としてもキャラクターが魅力的なので素晴らしいの一言なのだ。

さて、ではこの漫画版はどうかと言えば、まだ2巻までしか出ておらず完結はしていないが、端的に言えば部分的には素晴らしいと言える。

部分的に素晴らしい点
・原作が1970年代のため現在においては無理がある設定という欠点を、近年の自然科学(生物学や地球科学)分野の簡潔かつ丁寧な説明で納得できる形でカバーしていること。これがまた非常に興味深い考察結果になっている。
・古代生物や異星生物を特徴的を出した上で素晴らしく丁寧に描写していること。活字からは容易に得られない描写には感動すら覚える。
・ハント博士やダンチェッカー教授といったキャラクターを魅力を損なうことなく表現できていること。

部分的に悪い点
・本格ミステリのテイストを大きく損なっていること。
正直これは残念な点だ。まず「星を継ぐもの」だけではなく、その続編も混ぜ混ぜにしてしまった弊害という点が大きい。またスピーディな展開に力を入れすぎて、論理的思考の過程という重要な部分が大きく欠落してしまっているのも原因になっている。
やはりSF分野の漫画家だからというのもあるのだろうか。サスペンス風味はあるのだが・・・。

このように悪い点が出たのは、原作とは異なるプロットを取っていることが善し悪しを生み出してしまったことが原因とも言える。もっとも全体を通せば、現在の2巻までの時点では素晴らしい点の方が勝るだけに今後も楽しみにしたいところだ。

posted by アイナット at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする