好きな職種でかつ、今の所はストレスはたまらない作業中とはいえ、正直過労気味である。
しかし吉本流に生活保護受給して楽になった方がいいのか? と問われると不正には手を貸したくないと回答するだろう。
お笑いコンビ次長課長の河本準一が不正に生活保護費を母親に受給させていた問題は周知の通りだが、更にお笑いコンビキングコングの梶原雄太も母親に不正な生活保護受給を受けさせているということが判明したという。(吉本興業や本人、そして多くの芸能人仲間は不正受給ではなく、片山さつきが悪いと主張している)
梶原雄太のパターンは、梶原雄太が高級マンションを購入。毎月ローン40万円という高級ぶりには驚くが、その梶原雄太自身の名義の高級マンションに母親を住まわせ、母親に生活保護を受けさせているというのだ。40万円のローンを払っている負担から、梶原雄太には母親の生活費まで支援することが出来ないということが生活保護受給の根拠という。
考えてみればわかるが、つまり40万ローンの一部を国民の税金で支払うという梶原雄太式の詐欺が成り立っているのである。吉本興業および梶原雄太の主張では、これが福祉事務所に認められたというのだから、日本の生活保護の実態がいかに腐りきっているかわかるだろう。
梶原問題は、毎月のローンが20万だったら、母親に20万円の支援が出来るから生活保護の必要がなかったというところにある。生活保護費をローンに充てているに等しい行為で、極めて悪質というしかない。
この手の手法が使えるなら、一般人は無職で貯金なしの親族さえいれば、誰でもこの詐欺行為を働くことが可能になってしまう。ローンで高級住宅を購入し、そこに親族を住まわせておけばいいだけだ。親族は生活保護を受けた貴族生活を送ることが可能であり、本人も高級住宅という資産を普通に入手出来る。
要は生活保護を受ける本人の名義じゃない家で生活し、本人の名義じゃない車を運転できるということだ。そして名義の人はローンで多額の援助をしているからこれ以上の支援は出来ないと言えば、それだけで済む。
河本準一の母親もそうだが、この梶原雄太の母親も生活保護をストップしても普通に生きているという。
つまり生活保護がなくても死なないのだ。
本来生活保護とは死ぬか生きるかの瀬戸際にもらう、最後の切り札的なもののはずだ。
それをこの吉本興業の人たちは、自分のお金を切り崩すのが嫌という理由で、国民の税金をお小遣い感覚でもらっているのだから、極めて悪質と言える所以であろう。
万が一、河本準一&母親、梶原雄太&母親も、吉本興業も逮捕もされなければ、全くのおとがめもなく、こういう芸能人による不正受給がまかり通るようだと、当然一般人も我も我も同じ手法で生活保護を申請する流れになるだろう。
こうなった場合にもっとも困るのが、本当に死ぬか生きるかの瀬戸際の人たちである。この状況には誰もが陥る可能性がある状況でもあるのだが、当然予算の問題から減額も考慮されてくるに違いないし、新規受給申請に必要以上に厳しい態度を取られることも予想されるからだ。
生活保護を資産運用に使っているように見える吉本興業並びに河本準一&母親、梶原雄太&母親が行っていることは、少なくとも間接的に本当に困っている人やこれから困る人を殺しているのは確実だろう。
許し難い事案である。