元々このグループではポルトガルが最も好みのチームであるため応援したいところだったが、インテル所属で長友とも仲がよいスナイデルがいる関係でオランダにも頑張って欲しいという試合だった。
結果はクリロナの復活劇でポルトガルが勝利。決勝トーナメントへ駒を進めた。
それにしてもオランダは三戦全敗であった。実にスナイデルの調子は上々だったにもかかわらず、他の選手、特にロッベンの出来が悪すぎた。いやバイエルンでも負のオーラを放っていたのがロッベンだ。ロッベンによってドルトムントにブンデスリーガ、カップ戦の頂上対決で敗北し、欧州CL決勝でチェルシーに敗北し、しかもその最たる原因を作ってきただけに5月以降は悪夢の連続だろう。いや正しくはロッベンのチームメイトと言うべきか。
さて、ドイツがグループBを1位勝ち抜け、昨日ロシアを破ったのギリシャがグループA2位ということで、決勝トーナメント1回戦はドイツVSギリシャとなった。何が注目かといえば、ユーロ圏でいう明暗ハッキリとした両者の対決となるわけだ。ドイツはギリシャに経済立て直しを指導する前にサッカーで指導をすることが出来るのか? それともギリシャがサッカーぐらいは健闘するのか? いずれにせよもうじき決定するギリシャの選挙結果ほどではないにせよ、注目カードになるだろう。