女子と揃ってベスト4は唯一。
今回は永井や東の怪我が心配されるものの、相手の自滅もあって、まるで寄せ付けない快勝でした。
宇佐美が色々な意味で気になりますし、斎藤が微妙という点が気になりますが、次のメキシコorセネガル相手でも普通にやれば恐るる相手では無い(少なくとも格上ではない)ように思えます。
なんなんだろう。これは。4年前とはまるで違う。基本を積み重ね、国内リーグの整備、国内の育成システム、国内外の選手の融合、これら20年の結晶がこうも成果を出すなんて、凄すぎるだろ、ニッポン。
20年前のサッカー三流国が、いつの間に一流国に入ってきた。明治維新を思い出す。短期間で世界のビック5に入るようになった。あの100年前を。
日本という国は弱小から最強豪クラスになるのは得意なのかもしれない。なぜなら学ぶ対象があるから。既存強豪の通ってきた道を日本風にアレンジしつつ辿ることで既存強豪をも圧倒してしまうという方法論。しかし一度自分が強豪になってしまうと、学ぶ対象がなくなってしまう。そうなると行き詰まる。それは新しいものをゼロから作り出す独創性が欠けていたり、過去のやり方に対する執着がそうさせるのかもしれない。
この点は脱皮を目指すべき点なのだろう。いやかなり話がズレてしまった。
とにかく五輪サッカー、もう銅を目指せとは言わない。金色が十分狙える力がある。もはや奇跡とは言わないだろう。準決勝での勝利を直近の目標にしつつも、最終的には男女揃っての金。とにかく目指すところは一つでいいはずだ。進んできた道が正しいと思える時ほど、嬉しいものはないはずだ。日本サッカー界の20年は正しかった。それを世界に、日本自身に認めさせる時が来たのだ。日本は世界の優等生、その誇りを胸に