この日はスズキハスラーのペンギン村イベント2回目。つまりももクロのライブだったのだ。
実は労働関係者のモノノフがオーナー枠で初参戦するということは知っていたし、連絡先も聞いてた。しかし朝の姫路駅でバスに乗る前に遭遇するとは思わなかったので、一寸したサプライズ。
逆にここで会わないと、結果的には会わないままになってしまうところだったかもなので幸いだったかもしれない。
あとで壮絶なライブの感想を聞くのが楽しみでもある。なにせワシより遙かにおっさんの一人は古くから好きだが初参戦、ワシより遙かに若いもう一人は完全な初心者だったから。
姫センまではモノノフ仕様と化した神姫バスの臨時便に乗って向かう。渋滞無しですら30分、まさに山奥だ。ちなみに渋滞していた帰りは一時間かかった。
入園料3100円の値段の高さ、時間もそこまで余裕はない、先週のやったスタンプラリー、乗りたい乗り物も無かったということもあって、中に入らず。ライブのために行ったような初めての姫センとなった。
ライブが始まるまでは太陽が照りつける晴れ。もともと曇りの予定で、わずかな雨が降るかも、くらいの天気予報だったから予想外といえば、予想外だったが、更なる予想外はこの後訪れる。
ライブ開始後、二度のMC挟んだ4曲目「チャイマゼロ」あたりで雨が降り始め、しかもだんだん強くなっていき、6曲目「ツヨクツヨク」を過ぎて、、7曲目「黒い週末」はまさに豪雨状態に。結局10曲目あたりまでほぼ豪雨状態の雨が降り続けるという、終わってみれば伝説のライブになったのだが、最初はマジかよと思ってしまうことに。
ももクロの凄いところは雨で進行に支障が生じたり、マイクが不調になってしまっても、笑顔のパフォーマンスには何ら影響出さず、それどころか臨機応変に進行の修正などもしてしまうところ。結局ゲストのコーナーの1つが出来なくなってしまったのだが、代わりに場内を駆け回りながらの「ニッポン万歳」の2回目
をやることになり、観に来たモノノフは大歓喜ということになった。
豪雨の中のモノノフも私も含めて、いつもとはまた違った異常なテンションとなり大いに盛り上がった。ももクロ自身も言っていたし、過去三年モノノフしているワシからしてみても、ライブ中にこれほど長期間豪雨となったライブは初経験だったということもある。だからこそ特に「黒い週末」などはまさに馬鹿騒ぎ状態となったといっても過言ではないだろう。いやー凄かった。楽しかった。
それに、ステージや客席に屋根が無かったことから、ももクロ、モノノフ双方が全員がもれなく濡れ鼠になったという豪雨経験の共有というのもボルテージを最高潮にするファクターになったのかもしれない。
むろんモノノフはももクロに雨に濡れて欲しくないし、ももクロもモノノフをとても気遣っていたが、それでも双方が等しく激しい雨に打たれることで、変な遠慮のようなものも生じず、豪雨だからこその舞い上がるハイテンション状態になれたのだと思う。
しかも10曲目終わって、ゲストの水森亜土さん(アラレちゃんテーマソングの歌手でイラストレータ)登場の最後の30分は再び太陽が照りつけるという奇跡ぶり。おかげで最後もまた違った盛り上がりとなり、この豪雨からの日光という流れについても、まさにももクロとモノノフは野外ライブの醍醐味を共有したわけだ。
最終的に晴れた後は晴れっぱなしでおかげで帰りも楽だった。こうして久々の遠征を必要としない、関西、姫路でのライブは終了した。関西とか関東の知り合いとも15人くらいは会えたし、もう言うことはない。あとで会社の人に感想を聞かねばと思う。