それが昨日未明の民主党政権への内部告発とも言えるビデオ流出となっただけに興奮するばかりであった。
もちろん船長逮捕のシーン?などまだまだ公開すべき点は沢山あるのも事実であり、中国側も都合の良いシーンだけ公開するのは卑怯とか言い出しているので、民主党政権はこれを期に全面公開するのが筋と思うのだが、やはりというのか何というか、仙谷由人総書記、おっと官房長官か、を中心とする政権は、内部告発者を許せまじという逮捕すべしという論調に終始する対応のようである。内部告発者は保護すべきという公益通報者保護法に違反すること甚だしいのだが、民主党政権的にはそれでもって中国に事情を説明したいらしい。日本国民へ事件映像を隠蔽した理由、中国人船長を無罪放免した理由などは当然説明するつもりは全くない模様。
それにしても中国人は無罪放免、しかも中国人を放免したのは那覇地検の判断とか意味不明な言い訳をしていた無責任体質極まりない政府民主党が、どうして今度は映像を流出した犯人調査は積極的にするのだろう。全く整合性の取れないというしかない。いや、実際は誰もが気づかされているだろう。さすがは日本国民を軽視し馬鹿にし、中国への配慮のことのみを考えている政権なんだという現実を。それ以外に説明が付かないではないか。
そもそも民主党のその場しのぎの外交は戦争を招く外交だ。第一に米国との普天間問題をもはや解決不能という事態に陥らせた結果、北朝鮮、韓国、ロシア、そして中華人民共和国、これらの国々がこれほど日本に対して活気づかせている事実となっている。今まで平和的に牽制しあうことで安定していた地域秩序を崩したのは民主党政権自身なのだから全て身から出たサビ、たった一年ちょっとでこれほど問題を膨らませるのだから恐ろしい。