前宮崎県知事の東国原が民主党小沢派の原口が手を結んだらしい。この記事が嘘ということを願いたいが、もし本当だとすれば東国原には、大きく失望したと言わざるを得ないだろう。
原口と言えば、メディアに強い影響力を持っていることから、赤松口蹄疫事件の時に総務大臣の権限でもって情報統制を行い、口蹄疫拡大に寄与した政治家である。
そして赤松はもちろん、当時の山田農水副大臣は小沢派としても知られ、赤松口蹄疫事件でも無能ぶりをはっきしていた政治家だ。
東国原はそのような輩と手を結ぼうというのだから正気の沙汰ではない。
ちなみに小沢派の原口は、名古屋市長に再度なった河村たかしや大阪府知事の橋下ともすでに連携しつつあるというのは数日前の毎日新聞の記事(
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110216ddm002010073000c.htm)にあった。
つまり地域政党の急先鋒で今や飛ぶ鳥を落とす勢いだった橋下知事、河村市長らは、小沢と同盟しつつあると考えざるを得ない。これは大きな失望というか、絶望的事件ではないだろうか。
小沢といえば、民主党にあって政局のみが得意であり、実務能力を発揮したことなどほとんどない、まさに昭和のもっとも悪い時代の自民党の流れを組む政治家という認識をしている。不透明な金という点に目をつぶったとしても、とても難局を乗り切るだけの政治力が足りていないのだ。
たとえ奇跡的にこの判断が誤っていたとしても鳩山政権を思い出せばいい。あれは実質小沢の操り人形政権+ルーピー鳩山という史上最低の政権だったというのは記憶に新しい。この鳩山というはすべての政治家の中でもっとも忌み嫌うべき存在。ほかにも三宅雪子、悪口だけが得意の田中真紀子、日本国益無視やマルチ商法の山岡、戦後日本を腐らせた日教組の輿石、その他小沢ガールズたち。
橋下、河村、東国原たちはこのような小沢サイドに味方をするというのはどういう考えがあってのことなのだろうか? まったく理解しがたい状況というしかないだろう。このニュースの続報を待つしかあるまい。
政党の名前を変えたり、党首が替わるだけで、なぜか支持率が大幅にアップするという意味不明な現象を見る限りは、日本の有権者レベルは残念ながら低レベルの水準にあるというしかない。(首相がコロコロ変わるのはそういった有権者の望みをというのが実情というしかない)
人気凋落と見るや、信念のない民主党も次から次へと維新の会という政党に看板だけ変えていきそうな案配だ。