2011年08月03日

国民栄誉賞

先の女子サッカー独W杯で優勝したことを受けて、なでしこジャパンがチームとして国民栄誉賞を受賞した。チームとしては初ということである。

北朝鮮を支援し国民の生命を屁とも思っていない管直人から受賞というとはいえ、この受賞は選手達にとってはメリットの方が大きいのは間違いない。

非常に大きな期待をしているが、正直五輪予選はアジアからはたったの2チームしか勝ち残れない厳しい戦いになるだけに五輪に出場出来るとは限らない。北朝鮮や中国は強敵である。
ましてや五輪でもW杯優勝国として期待される通りに活躍するのは更に難しいことだろう。
だからこそ、この時期に国民栄誉賞を頂いておくことは重要だ。確かに燃え尽き症候群は心配だが、民主党政権によって仕分けされた強化費などを取り戻す必要性もあるし、ソフトボールのように完全に忘れ去られるのを防止する意味合いもある。

ほとんど無視されているに等しいが、女子ソフトボールもこのナデシコジャパンの優勝の少し後にW杯で準優勝を果たしている。決勝は米国に負けたようだが、果たしてこの事実を知っている人がどれだけいるのか? 五輪で優勝した時の熱狂は最早皆無となっている。球場整備などで極めて高コストの野球に巻き込まれて五輪から削除されたのが相当な痛手なのはわかるが、世間とマスコミに無視されると結局はマイナースポーツに戻ってしまうと言う現実が冷淡である。

さて、国民栄誉賞、時の政府が授与するため、話が出るたびに政治利用という声がよく聞こえてくる。しかしこの声に対しては賛同できない。制度上政府が選ぶしかないのだから、ある意味ナンセンスな批判とも言えるからだ。それ以外の理由は要らないだろう。よもやわけのわからない天下り機関を製造することに賛成するわけもないのだから。

posted by アイナット at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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