2011年10月25日

続いてJ2

まずは順位表から

順位・クラブ名・勝ち点・試合数・得失差
1 F東京 64 31 +39
2 鳥栖 57 31 +29
3 徳島 55 31 +16
4 札幌 53 31 +9
5 千葉 51 31 +9
6 栃木 47 31 +6
7 東京V 45 31 +20
8 湘南 45 31 +5
9 北九州 45 31 -5
10 熊本 44 31 -6
11 草津 42 31 -7
12 大分 41 31 -2
13 京都 40 31 -1
14 愛媛 38 31 -9
15 岡山 35 31 -18
16 富山 34 31 -16
17 水戸 32 31 -9
18 鳥取 31 31 -7
19 横浜FC 31 31 -14
20 岐阜 19 31 -39

こちらは残り7試合あるため、まだわからないが、FC東京のJ1復帰はほぼ間違いところだろうか。日本代表レギュラーの今野、他にも森重、梶山、石川、徳永、平山、羽生など別にFC東京に興味がなくても、過去現在の世代別代表でおなじみだった面子が揃っている。なぜ去年J1で下位に沈んだのかわからないくらいの戦力を有しているチームだけあると言えよう。資金力や人気もJ全体でもトップクラスだ。

2位3位争いが面白い。3位までに入ればJ1昇格出来るのだが、現時点でそこにJ1経験のないサガン鳥栖とヴォルティス徳島が食い込んでいるのだ。鳥栖については元名古屋や京都を渡り歩いたストライカーの豊田の活躍するところや尹晶煥監督の手腕も大きいところだろう。かつてディエゴ・マラドーナ弟のウーゴ等が活躍していた鳥栖フューチャーズ以来の15年越しの夢がJリーグのトップリーグの戦いなだけに、このままの調子で、J1に上り詰めて欲しいところだ。

徳島は四国初のJ1を賭けた戦いになっている。最近JFLの常連的強豪大塚製薬からJ2徳島に変化を遂げたばかりだが、既に6年経過している。J2では上位には顔を出すことはなく、下位〜中位のチームにすぎなかったが、今年は大ブレイク中で、ここからの正念場の戦いに注目される。

この2チームに追いつく可能性があるのが札幌と千葉というJ1でもかつてお馴染みだったクラブとなっている。どちらも安定性にかけるが、それはJ1未経験の鳥栖と徳島にもこれから当てはまるかもしれないだけに目が離せない戦いが続きそうだ。

そして明日運命を分けそうな大一番が開催される。
徳島 19:00 札幌 鳴門大塚
鳥栖 19:00 千葉 ベアスタ

この戦いで、徳島、鳥栖が勝てば、圧倒的優位に立つことになるだろう。千葉については負けた時点で脱落が決まるといっても過言ではない。個人的には鳥栖に是が非に頑張って貰いたいところだ。


さて、下位に目を向けると、幸い少なくとも今年までは弱くてもJFLに降格するようなことはないものの、岐阜が酷い惨状だ。正直、このクラブは一次の勢いで地域決勝大会、そしてJFLを勝ち上がったものの、J2には上げるようなチームでは無かったと言われても仕方がないだろう。スポンサー、地域密着度、人気、知名度いずれにおいても低い水準と言わざるをえないのだ。
過去の甲府のように驚くべき復活を遂げる可能性は否定出来ないが、現状のままでは来年以後のJリーグからJFLへの降格候補筆頭と言うしかあるまい。

そしてその一つ上にいるのが19位横浜FCだ。天皇杯ではJFL松本山雅に為す術なく完敗した姿は哀れというしかなかったが、それもそのはず。今年J2昇格したばかりのガイナーレ鳥取にも順位面で負けているではないか。このような惨状をみると、やはりJ2の下位にも残留争いの地獄と天国の緊張感を味わうべきだと思うのだ。そして来年以後は味わえるかもしれない。

ちなみに来年以後は3位〜6位がJ1昇格プレーオフ進出となり、なおかつ町田と松本、もしくは讃岐が昇格した場合は、JFLへの降格ラインが設けられることになるため、更なる面白いリーグになりそうだ。


とにもかくにも、今期のJ2残り7試合、注目するしかないだろう。
posted by アイナット at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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