2011年10月26日

更にはJFL

JFLはJ1,J2の直下に位置するJリーグへの登竜門、もしくはアマチュア最高峰の全国リーグだ。
北は秋田、南は沖縄とその移動範囲の広さはJ1やJ2を陵駕しているといっていい。(主に沖縄という点で。)

今年のJFLはJリーグ準加盟の町田ゼルビア、松本山雅、カマタマーレ讃岐、Vファーレン長崎が参加しているだけに盛り上がりは例年以上といいかもしれない。(ただしこのうちVファーレン長崎はスタジアム問題がしばし解決しないため、J2昇格は出来ない)

Jリーグに上がるためにはJFL4位以上が必須条件だ。三年前には鳥取が5位で涙をのみ、4位の岡山がJ2を果たしたという実例もあるだけに、このJFL最終盤のドラマは見逃すのはあまりにも惜しいといえる。

さて、現時点の順位を上げておこう。
          勝ち点/試合数/得失差
1 SAGAWA SHIGA FC 46 25 +13
2 町田ゼルビア 42 24 +24
3 松本山雅FC 42 25 +14
4 AC長野パルセイロ 42 24 +12
5 V・ファーレン長崎 41 25 +11
6 ホンダロックSC 40 24 +14
7 ツエーゲン金沢 39 25 +9
8 カマタマーレ讃岐 38 24 +3
9 FC琉球 37 24 +5
10 Honda FC 36 24 +1
11 ブラウブリッツ秋田 31 24 -5
12 栃木ウーヴァFC 30 24 -7
13 佐川印刷SC 29 25 -19
14 MIOびわこ草津 24 24 -21
15 横河武蔵野FC 22 24 -7
16 アルテ高崎 22 24 -14
17 ジェフリザーブズ 16 24 -30
18 ソニー仙台FC 10 11 -3


東日本大震災の影響を色濃く受けており、特にソニー仙台は前半は未参加だったため試合数が極端に少ないものとなっている。
上位に目を向けると、勝ち点差僅かの中にひしめき合っている。世界でも稀有の団子リーグだ。町田と松本は4位以内ならば他の昇格条件(スタジアム問題や財務問題)などもクリアできる可能性が高いこともあり、今後の戦いにも注目が集まりそうであり、

J2には22チームという定員があるため、Jの昇格要件を満たしていないクラブチームも松本や町田、讃岐に対しては本気で昇格阻止に向かうモチベーションもあるだけに面白い戦いが期待できそうだ。
posted by アイナット at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
人気ブログランキングへ
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。