しかし7割から8割ボールを支配し、アウェイでの結果がこのような差となったにもかかわらず、抱いた印象はバルセロナが弱いということだった。
特に守備に穴が多すぎる。レバァクーゼン側の少ない攻撃の機会の多くでゴール前に迫っていた。2点目が先に入っていたり、同点に出来ていても決しておかしくはない展開も有り得た。
思うにバルセロナというチームは相手が強力な攻撃型チームの場合は、相手の攻撃機会を奪うことで精神的にも優位に立てるため相性が良いのかもしれないが、相手が強力なFWを有する堅守速攻型のチームだったらどうなのだろう。あまり得意じゃないのかもしれない。二年前にインテルに敗北したのも必然だったのか。
事実リーガエスパニョーラでは先週末も弱小チームに敗退している。攻撃が空回り回数が多かった上に、相手の少ないチャンスに守備陣が崩壊したからなのだろう。
もしバルセロナの守備陣がこの調子のままだったら、準々決勝以降の戦いは厳しいものにもなり得そうだ。なんとなくイタリアのチームに弱そうなイメージが付いた。
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