要所要所で必要な所で動いて決定的な仕事をするところはさすがとしか言いようがない。
そして最後10分、本田がいなくなった後のCSKAモスクワの悪い意味での変貌ぶりを見るに及んで、本田効果を改めて認識させられるわけだ。世界的に見ても貴重な選手なだけに、怪我だけが恐ろしい。
その本田の試合後、宮市のボルトンのマンチェスターシティ戦を見た。マンチェスターシティは現在プレミア首位なだけにボルトンがアウェイで太刀打ち相手ではないものの、先発出場した宮市のプレイは上々で楽しめる試合だった。
他、試合は見ていないが、この土日の欧州組、日本代表はVVVの吉田、フィテッセのハーフナー、ドルトムントの香川がゴールを決め、他にも岡崎、李、細貝、乾らも活躍したとのことだ。なんとなく日本代表戦の鬱憤晴らしをしたといったところなのかもしれない。所属チームでは戦術がはっきりしているし、周囲との連携も十分に熟成されているだけに、思ったとおりのプレーが出来て楽しめる場合が多いのだろう。
さて、3/4はJ2開幕である。東京ヴェルディ対松本山雅、ギラヴァンツ北九州VS徳島ヴォルティスなどを試聴した。
松本は東京Vのホームに7000人を送り込んで、不人気クラブ東京Vのホームスタジアムジャックするような人気ぶりを示すが、試合の方では東京Vの圧勝とも言える内容だった。前半は互角に戦っていたが、後半はまるで勝負になっていなかった。ヴェルディのジョジマールと小林祐希というゴールを決めた2選手は個性的な選手なので今後が楽しみだ。一方の松本は木島がフラフラとよろけるばかりでフィジカルの弱さを露呈していた。どうも今期の審判はピッピッと馬鹿みたいに笛を鳴らしてゲームを止めるのをようやく止めたようで、それが木島にとっては不運だったのかもしれないが。
福岡県勢では哀れ胸スポンサーすらいない福岡が、いつの間に移籍していたのかと思った坂田などの活躍で熊本に勝利したものの、北九州は徳島相手に内容では勝ちゲームを落としてしまった。相変わらずの攻撃力不足ということらしい。
さて、J1は一週間後に開幕、ACLは今週火曜日と水曜日に開幕する。
ちなみに長友のインテルの試合は5時間後だ。
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