石原慎太郎+立ち上がれ日本+大阪維新の会
これはなんだろう。
石原と立日が保守政党で自民党現執行部に近く、なおかつかつてのアンチ小泉純一郎主義者が多いのに対し、大阪維新はかつての小泉純一郎主義の後継的な新自由主義政党で、その点ではみんなの党に極めて近い。
石原と立日が中韓に対しても普通の国家並に取りかかる外交面での期待が持てるスタンスなのに対し、大阪維新は中韓に甘く旧来の自民党的な外交面の弱さが心配である(民主党が論外のバラマキ外交、信頼失墜外交だった)。
今のところはどっちに転ぶかよくわからない。ただ候補者の質はみんなの党同様に高いとは言えなさそうだ。恥知らずの民主の離党組をも加えざるを得ない状況であり、一般組では自腹で選挙に挑める小金持ちの素人が集まってきている形か。
しかしさすがに減税日本とは、あらためて見て馬鹿な政党名にしたものだ。小沢の生活党や共産党とは仲良くなれるのだろうか? さすがの橋下も地方税確保のための増税路線は明確にしているだけに、減税党とは組めなかった。
とはいえ、民主党には野党第1党の資格すらないと思うため、野党第1党には日本維新の会が入るべきのようにも思える。さもなくば建設的な議論が進まない。もっとも参議院で邪魔に邪魔をするのは目に見えているのが残念でならないが。