風か何かで外れて外で割れているのか? と恐る恐る見たら、なぜか網戸ともども立てかけてあった。
これは恐い。
昨夜の時点では、鍵は開けたままにしているものの、確実に窓ははまっていた。いくらなんでも外れていたら気がつく。
ところが朝の時点では....
考えられることを想像してみた。
1、寝ている間に泥棒が侵入した。侵入口は窓、出口はドア。
→しかしこれは考えにくい。まず何も物色痕跡が無い。取られてもいない。そもそも寝ている場所を突破しないことには何も取る物がない。それに眠りが浅いから侵入者には気づく。小さな窓なのだ。こっそり進入するのも難しい。
2、部屋に実は泥棒が隠れたままである。
→隠れられる場所は限定されている。一応覗いてみたが、そのような痕跡はない。
3、自然現象によって、窓が吹き飛んだだけである。
→なぜか窓と網戸は立てかけてあったため考えられない。確かにボロ家だけに外れやすいようにも思える。しかし不意に外れたら確実に割れると思われる。また窓の残った方は本来と逆方向に位置していた。
結局、意味不明である。これは恐い。
4、泥棒に入ろうと、開けっ放しの窓を開いたら、勢い余って外れてしまった。そのまま部屋に侵入を考えたが、窓が小さく、窓の直下も風呂水であり容易には侵入困難である。逡巡した挙げ句、そこで泥棒は諦めた。
→異変は窓が外れているだけ。風呂場に侵入した痕跡もないので、この説ならば合点はいく
結局、4なのかな? どっちにしろヤバイな。