早見演じる百瀬は恋する宮崎先輩の二股疑惑を回避するために、宮崎を命の恩人と慕う相原と付き合うフリをする
という嘘から始まる恋愛ストーリー。ちなみに宮崎先輩は学園のマドンナ的な神林先輩と付き合っている。
とにかく虚偽や逸脱した恋愛が背景にあるだけに俳優の演技力だけが目立つという思い切った構成であり、
その中にあって、早見ら主要キャストは良く演じきっていたというのが心に残った。
本来、このような恋愛映画は滅多に観ないながらも、話としても面白かったと思う。
現在編に通ずるところが曖昧なところは残念だったようで。これは余韻という名の後味を残してくれるものだった。
まだ劇場でやってるところもあるようなので、ぜひお勧めしたい映画に数えておく。
早見あかりはこれから秋からのNHK朝ドラとかでも活躍するので流行を先取りしたいい人にはお勧めなのだが、
映画の世界は厳しく5/30までで終わってしまった映画館が多い様子。大阪では高槻しかやってないようだが。ロングランになるのはアナ雪とか、テルマエとか、永遠のゼロとかだけなのかね。。。