ドログバを恐れすぎたというのもあるが、長谷部の交代でバランスが崩れた。
長友は悪くはなかったとは思うが上がりっぱなし、香川は終始効果的な攻撃も出来ない上にそもそも守備の選手ではない。その後でカバーしていた長谷部がいなくなったことにより、左サイドの守備がおざなりになっていたその隙を一気に付かれ、ドログバ登場で調子づいていたコートジボワールの選手に持って行かれてしまった。
そもそも日本はらしい攻撃は一切出来ていなかった時点で、あれでは勝てっこない。そもそも最後のパワープレイもそれをやる要員がいない中では全く効果が見いだせなかった
そもそも大型選手を呼ばずに小さな選手ばかりを呼んで、最終的にもそのように収まってしまったザックのミスだろう。このような最後の攻撃するならハーフナーや前田、豊田も選んでいた方がよほど良かった
センターバックについても同様。今野では小さすぎるので結局森重を使わざるを得ないという状況。そもそも今野も調子もよくない。それならばなぜ大型選手を代表で育てなかったのか
今回のように守備的に行くなら4年前の方がよほど潔かった。そういうオプションを用意せずに攻撃的に行くと口で言いながら守勢に回るような中途半端なことをしてしまったことが敗因だろう。
とはいえ、幸いまだ二試合ある。そして次の試合は6時間も先にコロンビアVSコートジボアールが行われるので、その結果をもって、ギリシャ戦の目標を定めることが出来るのは非常に大きいだろう
たとえば、
@コロンビアがコートジボワールに勝つようなら日本はギリシャに最低でも勝たなくてはならない。出来れば圧勝したい状況になる。ただコロンビアが圧勝ならば、1点差でも勝利すればよくなる。
A逆にコロンビアがコートジボワールに負けるようなば、日本は最悪引き分けでも最終戦に現実的な望みが残る。
Bコロンビアとコートジボワールが引き分けならば、この場合も日本は勝たないと厳しくはなるが、とにかく1点差でも勝てばいい。圧勝は要らない
どれがいいだろうか。@だとコロンビアは最終戦二軍で来るかもしれないが、たとえ奇跡的に連勝しても得失点差で3位という悲劇もありえる。Aならばギリシャに引き分けても最終戦に望みが残る。Bだととにかく連勝しさえすれば確実に通過できる。
結果的にはAが一番いいような気はする。どちらにせよギリシャにあっさり負けないように要調整して悔いのない戦いをしてほしいものだ
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