そして4年間同一の監督というのも問題だ。
結局4年も右肩上がりで調子の上向く選手というのは滅多にいるものではない。にも関わらず4年任されると選手を固定しがちになってしまうので、新しい血が入りにくくなる。
4年前の岡田すら二年で、しかもW杯直前までは酷い状態だった。それが本番直前に今までのやり方を捨て去り新鮮で現実的な勝てるサッカーをし出したから、対戦国も対策立てられずに活躍することが出来たのだ。もちろんFKという運要素も手伝ってのことだった。
ところが今回は直前の親善試合までフランス、ベルギー、コスタリカに勝ってみたり、オランダに引き分けたりして、課題がありながらも、なんとかなるという緩い空気に支配されてしまった。
それが結局弱点の放置に繋がり、結果はご覧の有様になってしまったというわけだ。となると親善試合とはなんだろう。練習以外の何物でもない。むしろ親善試合によって表出した課題を生かしたベルギーやコスタリカが今大会大活躍しているというところが、4年前の日本にも似ているのかもしれない。
日本の次の監督は誰だろう。誰がなるにせよ、まず日本サッカー協会は少しは責任を取るべきだろう。そして次の監督は二年契約にすべきだ。そして駄目な兆候あらばスッパスッパ辞めさせるべきだ放映権料もそうだが、馬鹿みたいに金を使うべきでもない。
それはそうと、W杯はあまりブログには書いていないが半分くらいは観戦している。深夜、早朝の時間帯というのは物理的には観ることが出来る時間帯なので嬉しい限りだ。もっとも応援しているチーム、イタリア、スペイン、ポルトガル、コロンビア、イランなどは既に消えてしまった。ネイマールが悲劇的だったのでブラジルをやはり応援しようかとも思えてくるが、長友の親友スナイデルのいるオランダやパラシオのいるアルゼンチン、エウメネスやセーザルのいる先述のブラジルかね。