出発直前の時点では既に大阪も雨、日曜、特にPMの富士急周辺は7ミリの豪雨予報となっていただけに、予備の着替えなど荷物は袋に包みつつ、ポシュレのリュックに投入である。しかしフジヤマ、高飛車、ええじゃないかに乗るという作戦もあったのだが、少しの雨で止まるという絶叫マシーンなだけに、この時点の雨で暗雲が立ちこめていた。
朝8時過ぎくらいに到着。帰りに思ったが、2列目以後だと足が伸ばせて良、帰りは1列目で狭くて駄目。ただ帰りは隣空席だったので良かったが。
これが往復でパスポート付きで12000円くらいだから、安いフジヤマライナー廉価版だ。大阪〜富士急というのは新幹線+特急などで行くと、五時間かかる上にかかる費用も莫大になる。それに対してこのフジヤマライナーは中央線ではあく静岡経由のせいで10時間も掛かる物の値段は1/3以上安い。非常に疲れるが、行動可能時間も大幅に増えるとあっては第一選択肢にならざるをえなかった。ちなみにフジヤマライナー通常版は18000円になるので価格差は明らかといえるだろう。昔の特急の二等車と三等車の差なのだろうが。
閑話休題。予報通りに雨が降る中、迷いつつも何とか朝風呂8時半ラスト受付のフジヤマ温泉に到着し、疲れを癒やしつつ、コンタクトレンズを装備した。
風呂上がりの9時の時点でも小雨ながら雨はまだ降っていた。この時点ではフジヤマ、高飛車、ええじゃないかなどの主力アトラクションは運行中止の憂き目となっていた。そしてチケ売り場はそれでも行列だったため、フリーパス引き替えも後回しにして、まずすでにやってきていたおなじみのノフ仲間と合流することに。そして無事合流してしばらくすると雨も止み、しかもアトラクションも動き出したという情報が。
そして乗りましたとも。人生二回目のフジヤマ。実に16年ぶり二回目の快挙。そもそも富士急に来たのが、人生二回目。一回目は大学のコビ研の合宿旅行だった。そして帰りに最初の東京での「乱歩の世界」オフ会のため東京へ行った記憶がある。確かバスに乗り遅れて、次の奴に特別に乗せてもらった記憶もあるw 実はもうどこにもアップされていない日記が残ってた。富士急ハイランドは2000年9月13日以来だ。V6の岡田准一と江頭が「学校へ行こう」の収録に来ていたことまで覚えているw
<フジヤマの入場口前には有安杏果さんのポップが。スペースワールドでもタイタンの入場口前にあった。さすがは絶叫マシン大好きな有安杏果といえるのか?>
<今回のスズキ・ハスラーイベントの目玉とも言えるのがこの100種類の肉を使った100肉カレー。ハスラーで各所を回り、肉を手に入れたという設定だ>
現在の話に戻すと、当時から絶叫マシンは苦手系だったのだから、当然今も苦手。しかしそれでも有安杏果さんが昔から現在まで全く一貫して喜んで乗っている以上は、ワシも乗るというわけだ。なんと単純な話だろう。なかなか恐ろしくも爽快。手も離せないのに、乗った後はフラフラになりつつも、それでもやはり楽しかった。15年ぶりのフジヤマ、乗って正解だった。
そしてライブ、チケは別の知人ノフに譲ってもらったのだが、一般の中の上くらいの整理番号だったものの、前方にいた複数の親子ノフを前方のちびっ子席に誘導するなどの親切と打算の賜の努力の甲斐もあって、なぜか前方オーナー席の上手側最後方の更に斜め上手側あたりの2列目あたりを確保してしまうという幸運に恵まれた。というか整理番号早い人がなぜか中央に集まったりして慣れてないのだろうか?
ライブは言うに及ばない盛り上がり。セトリは北九州スペースワールド、姫路セントラルパークと同様だったが、それだからこそだろうか、全力パワーで楽しめた。全力応援だ。ちょっと変な体勢だったから、後日筋肉痛になっているが、公演中はそんなものは感じる余裕すらもないのだ。
しかも雨はライブ中一滴も降らないという奇跡ぶり。降水確率100%をひっくり返したのだ。姫路では晴れの中でライブだけ豪雨という伝説だったが、この富士急では豪雨確実の中、雨が降らないという奇跡。しかも待ってる時間も含めてなのがありがたい限り。
怪盗少女で始まり、ニッポン万歳では5人全員を近くで見ることが出来て大興奮、夏菜子、あーりん、しおりん、れにと来て、杏果が本当に最後だったので少しやきもきもしたが、最後に杏果も立ち寄ってくれて、感無量とはこのこと。
水森亜土たんのコーナーも姫路では雨で簡略化されてしまったが、今回はスペースワールド同様に、お絵かきコーナー付き。画伯扱いはされていたものの、このコーナーの杏果は意外に上手かったのではないかと思った。
茶番のあーりんロボ先生が来ているのに誰も触れないというシュールな状況も楽しく、Sエネチャージからのきばり安コーナーも健在でいよいよパワーアップ。ステキなエッセンスの効いた灰とダイヤモンドを魅せ付けられた。前回姫路のキングレコードのさくみ親方も面白かったが、大森マネージャーを重り扱いというのも爆笑者。きばり安コーナーでの重量がおかしいという笑い付き。
このようにライブも素晴らしい2時間。しかも終わったとたんに少し雨も降ってくると言うおまけ付きながら、その雨もすぐに止み、アトラクションも中止なることもないというラッキー。そして再びノフ仲間達と富士急へ入園。二回目のフジヤマは既に締め切りだったものの、高飛車にはなんとか間に合って、これまたワールドクラスの絶叫マシンとも言える高飛車を堪能することが出来た。高飛車はフジヤマに比べたら終わった後の爽快感は強かった。あの垂直以上の急転直下も、その前の絶叫があるからこそ良い感じに楽しめるといった感じなのが良いのかもしれない。
あとは会社へお土産を買って、ノフ仲間達と感想を言い合いながら焼き肉を楽しく食べて、解散。この時点で腰が痛かった。夜行の高速バスで大阪へ帰り、いったん家に帰った後、すぐさま労働に挑むのだった。ちなみにそれなりにハード。当日は午前中はまだ持ったが、午後は辛い。腰は痛いままだし足も痛い。帰って10時間も寝てしまった。次の日の方は午前が辛い。肘と膝が痛いという。無理は禁物ながら、午後にはなぜか回復して、とにかく、まぁ何とかなるということですなー。遠征は楽しいなーという結論。そもそもなにもしてなくてぐーたら休日過ごしても、辛いときは辛いのだから遠征は正しい健康法。

<これでももクロのハスラーイベントは全通>