3/20(日)はももクロが無事日本に到着したことで安心して、ホテルを出て観光へ。この日は完全に一人旅だ。
まずは旧市街地でホテルから割と近い場所ということもあり、ガイドブックに載っていた店ザーチュエンへ。フォーを食べるためだ。
こんな感じの旧市街地を進む。ちなみに歩道には店が道にまではみ出ているので、まともに歩けない。常識的な注意を払いつつ車道の端を歩く。

なにか半露店で、朝10時にして店の外まで行列が出来ていたが、その行列に並んで、牛肉のフォーを注文。
このフォーが馬鹿ウマであった。やはりベトナム料理は口に合う。とても美味しいからビックリするレベルだ。
ザーチュエン


ザーチュエンのチンのフォー

腹もふくれて満足した後に向かったのは、ホアンキエム湖の玉山祠。伝説の亀で有名なところで、拝観料を払いつつ中へ入ったのだが、サプライズは入る前だった。
★マークが特徴的なベトナムの国旗のアオザイ風ブラウスとでも言うのかに身を包んだ少女が突然声を掛けてきたのだ。
日本語堪能だったが、日本人のワシの写真を撮りたいのだという。普通は怪しいので逃げるところだが、場所も昨日の会場そばだし、はい写真を撮ってもらいましたとも。ベトナム少女に感謝されることが多い旅じゃわいと思いつつ、顔も綻ぶ。
ホアンキエム湖


ホアンキエム湖の玉山祠へ向かう橋

玉山祠の入口

玉山祠 亀は写真に取り損なった^^;

次に向かったのは、昨日の会場だった。リータイトー公園。この日の桜祭りイベントは市民にも開放されて、公園は満員の様相だった。

桜祭りを楽しんでいる市民の様子が見て取れたのは良かったし、裏では茶道など日本文化の紹介もしていたし、ハロンでも見かけたエースコックやNHKワールドのブースも。もちろん昨日の式典で渡された桜もあった。




有名なリータイトー像ともようやくまともに対面。


続いて喫茶店でノーアイスでジュースを飲む。単純に喉が渇いたから。

その後、建物が美しい市劇場を横目に、国立歴史博物館へ。時間は昼でやってなかったので、しばし公園で一休みしてからだったが。そこで中国の影響を受けつつの独立国家でモンゴルとも戦ったという点でも日本と似たようなベトナムの歴史を学んだ後、近代史の旧革命博物館にも行き、色々知った気になる。
市劇場




この時点でバテバテだったので、次の目的値ハノイ大教会まで歩く気も起こらなかったのでタクシーでも拾おうかと思ったのだが、うまい具合にシクロが! よって値段も安かったのでシクロでハノイ大教会まで連れて行ってもらうことに。
ハノイの自動車、バス、バイク行き交う道路を走る自転車シクロ。これまたたまらないスリリングな楽しさだった。写真撮っていたら怒られてしまったw
シクロに乗りながら撮った写真

ホアンキエム湖の反対側にあるハノイ大教会はちょうどお祈りの時間だったので、場違いなワシは早々と逃げ出して、この当たりは有名なお土産店が集まっているので、土産物購入タイムに当てた。

途中道ばたで福岡市出身という老といったら怒られるか、夫婦と話す。ももクロで着たと言ったら追っかけ?と言われ否定できなかった。そりゃあそうか。
どちらにしてもとても感じのいい旅行好きな二人だった。
そしてホアンキエム湖すぐ南にある、ガイドブックから目星を付けていたタンタンで夕飯だ。開店時間のはずなのに真っ暗なのでうろうろしてたら店の人が認識してくれて店に案内してくれた。
頼んだのはチャーカー(白身魚の鍋)とネムトム(春巻き)。鍋をかわいい女の子が作ってくれて、食べ方の説明までしてくれる。
魚はもちろん、ビーフンを主食に、野菜類まで含めて美味しすぎたのだ。もはやパクチーも含めて美味いのだからたまらない。
何とかタオと読むリンゴジュースも素材の味しかしない美味さだったので感動。ちなみにオレンジジュースはそうでもなかったが。
二階にある店のベランダ座席から撮った写真

リンゴジュース

チャーカー(白身魚の鍋)とネムトム(春巻き)

まだ深夜の飛行機には時間はあったが、もう行きたい場所は行き尽くしていたし疲れていたので、空港へ向かうことにする。
タクシーを拾ってノイバイ国際空港へ。国内線と場所が少し違うので、それを伝えるのに少し難儀したくらいだった。
こうして旅は終わった。余談までに空港の荷物チェックで、ペンライトが引っかかったので、コンサートアイテムということを実演しないといけないといけなかったのは笑った。
いや既に朝そういう情報を聞いていたが、まさか本当になるとは。緑一色の服装だったから説明も容易で、厳粛な荷物チェック係を笑わせるのに成功しただけだった。
それとは別だが、やはりこの旅、一番苦労したのは空港だった。帰りも手続きで苦労するし、仁川経由のトランジットも少し苦労した。
帰りは別の航空会社なせいか、ノイバイの時点でチケット二枚くれなかったから、乗り換え時に少し手間取ってしまった。
ベトナム国内は人々は優しいし、ほぼ順調と行って良かった。1日目2日目は仲間モノノフに頼りっぱなしというのも大きかった。感謝。
関空へ、そして家へ帰り着いたのは3/21の昼過ぎくらいだっただろう。翌日は朝から仕事だったが、幸い20時間ほどゆっくり出来る時間があったので、休憩1時間も無いようないつもの国内移動に比べると、そんなに疲れることもなかったという印象かな。