いわゆるリニアの磁浮のところで知り合いとも偶然合流。一緒に磁浮。時間的に300km越え程度しか出ない時間だったので、いまいち速さも揺れも感じることなく龍陽路駅へ到着。地下鉄に乗り換えなのだが、適当に飯を頼んだらワンタンみたいなのだった。まぁ普通には美味い
初めての地下鉄。海外の地下鉄らしく座席が冷たい席なのを除くと、日本と大差なし。乗客の様子も含めて。
ただ耀华路駅の出口で改札出ようとしたら、切符が詰まって焦ってしまった。
親切な上海人がインサートインサートと助け船を出してくれるが、詰まったものを取り出すのに一苦労していると駅員も呼んでくれて助かった。駅員は無愛想。親切な上海人にさっそく感謝。
ふつうにgoogleやtwitterなどが使えない中国は不便。vpnの調子が悪いと一気に厳しい。
ホテルはそれでもなんとか見つけて、チェックイン。ここも既に支払い済だったが、デポジット100元が理解できず、戸惑う^^;
ホテルは経済ホテルなので、風呂無しのシャワーのみ。まぁ全く問題はない。枕元のコンセントなど利便性は高かった。
当日は40度近い暑さ。この時点では大気の汚れは気になるレベルではなかった。雨傘すら日傘代わりにしている上海市民多数だったが、それを真似るのは24日になってから。
旧万博の建物などが立ち並ぶホテルから会場への風景
上海万博近くは近代的な建造物が並ぶ。会場のメルセデスベンツアリーナも綺麗なアリーナだった。
メルセデスベンツアリーナ 中国語ではこうなる
メルセデスベンツアリーナでは無く、旧上海万博側の入口かもしれないが、パンダが目立った
S席の9列目。杏果のちょうど真っ正面あたりという絶好の座席で歓喜しつつ、ももクロのパフォーマンスは最高だった。少し喋っていた中国語もこちとら意味はわからないが楽しかった。杏果たちの歌もダンスも乗っていた。
有安杏果さんの写真も撮ったがうまく撮れなかった。。。
席からはじまる前のステージを撮る
着席なのが残念なのだったが、ムーンプライド、ニッポン笑顔百景、猛烈の三曲。最高の楽しさだった。
こういう超アウェイの時はコールはいつも以上に頑張れる。着席でも相当に頑張った。近くの中国人も盛り上がっていた。まぁ全体で観ればまだももクロの中国での知名度は低いわけだが。
そして実は日本でもこの中国版ニコニコ動画みたいな配信は高画質で普通に観れていたようで、晒されたとのことw
それにしても中国人も、ステージも観客も、普通に日本と同じようにライブイベントで盛り上がってるのが肌で感じたのは、良い経験だった。エンターテインメントを全身全霊で楽しむ心は、少なくとも中国の上海の若い層においても市民権を得ていると感じた。
翌24日は一人行動。観光をしようと早起きしようと思ったのだが失敗して結局7時くらいに起きて、地下鉄8号線。
さっそく朝飯とばかりに、人民広場駅で、小籠包。うっかり鮮肉と蟹味噌二つ頼んでえらいことに。近くにきた日本人夫婦の旦那が食べ方を教えてくれて助かりました。感謝。その人、スペイン人バックパッカーにも色々英語で話しかけて説明してて、素晴らしいなと思った。英語できるって羨ましい。
このスペイン人は間違いなくとても楽しい記憶になるだろうし、これだけで日本人の印象が良くなるわけで。
人民広場駅前はこんな感じ
小籠包を食べた有名店。話を聞くと向かいのピンクの店は揚げ小籠包が美味しいらしい
次に向かったのは上海申花のスタジアム最寄り駅。上海虹口足球場前駅。このすごい立派なスタジアムの外縁を歩く様にして、魯迅公園の魯迅の墓へ。
虹口のサッカースタジアム
魯迅の墓
そこから魯迅公園をひたすら歩く歩く歩く。かつて日本人が多数住んでいた共同租界時代のことにも想いを寄せつつ。明智小五郎にしたって、実在の日本人にしても、ここで一休みしていたことは間違いないのだ。
虹口公園の魯迅像
魯迅公園では地面に文字を書いている人が何人かいた
日本の桜もあった。
南口近くには世界の文豪の像がたくさんあった
日中友好
にしても北口と南口を間違えたせいでとんでもなく歩いてフラフラになってしまった。途中話かけてきた中国人もいた。様々な憩いを求める方が集まる、上海の庶民の様子がわかるような気がする良い感じの公園だった。
魯迅公園入口、たぶん南口
ちなみに恐ろしいまでの暑さだったので、この日は緑色の雨傘を日傘代わりに使用。
虹口地区の通り。魯迅の家あたりの通り。
そこから魯迅の住んでいた家と内山完造の古書店跡を見て回って、既に体力の限界近いクタクタに。
やはり例え時間があっても体力が持たない。
魯迅故居
内山書店跡
ちなみに大気汚染の影響かはわからないが、この虹口は高架鉄道の駅を探すのに手間取ってる間、なぜか咳き込んでしまった。ただ駅に着くと治って、以後はそんなことはなかった。
ここで上海の駅について一応補足しておく。地下鉄も磁浮も全ての駅が改札前に、X線の荷物チェックがある。ポケットや小物は見逃されるので、空港ほど厳密ではないが、手荷物は確実にチェック対象になる。
電車の様子は特に気になることもなかった。まぁ列を作るほどの状況になるとどうなるかはわからないが、普通に日本と違いはなく。
閑話休題。虹口から次に向かったのは最後の目的地の静安寺。ここは上海のビルに囲まれた不思議な立地の大寺院。西洋人観光客が目立った。立体的な寺院で、本尊と他の人たちをお参りしておいた。どうせなので膝をついて現地スタイルで。
想像通りの中国らしかったのはチケット売り場でチケットを投げて寄こすところか。売り場の人も見えないし、ここは特にすごかった。
駅と一体化しているこのセンスはいい。
その後、浦東空港に戻ったのだが、龍陽路駅の磁浮のところでたまたま知り合いとも合流出来て、まずももクロの見送りもできて、楽しかった。
帰りの関空行きの飛行機は離陸がなぜか1時間も遅れたが、無事日本に到着したのだった。家には23時過ぎに到着だったかな。
関空と梅田までもリニアが欲しい。。。遠すぎる。
私は今の中国は国家体制的にも正直好きではないので、色々警戒もあったが、上海で思ったところは意外と普通。ファミマなど日系のコンビニも多数あり便利。
ただダフ屋の突進ぶり。道にタンを吐くおっさんが目立つ。上半身裸で走ってる人が目立つ。といったところか。
飲み物は3.7元とか60円くらい。地下鉄も普通に乗ってもせいぜい3元から5元という安さ。日本の物価の半分といったところか。ただライブのチケ代は異常に高かったが。S席といえ1280元で20000円。あの辺にいた上海人は相当金持ちってことか
ちなみに中国までの往復フライト台は35000円ジャスト。ホテル代は4000円台だった。現地で使った金は10000円くらいか。しかも帰りの空港で買った土産代が大半というw